色の本質マスター講座(第1回目)を終えての感想


色育士のオリーブです。今回2021年4月開講の「色の本質マスター講座」の第1回目にナビゲーターとして参加させていただいています。その時の感想文をシェアさせていただきます。
色の本質マスター講座の感想文(オリーブ)
私にとって色とは、「繋いでくれるもの」です。
私の内なる光と闇を、私の自我と魂を、
私のこころと誰かのこころを、
私(小宇宙)と大いなる自然(大宇宙)を、
見えるものと見えないものを繋いでくれる、
「架け橋」のような存在です。ㅤ自然界に存在するものには全て、
それぞれがそれぞれらしく一番輝ける瞬間、
というものがあると思います。
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自分の魂に刻まれた運命(さだめ)があったとして、
植物や人間以外の生物たちは、
生まれたときから自分に与えられたそれを
当たり前に知っていて、抗うことなく、
自然界のリズムに身を委ねるところは委ねて、
愚直に真っ直ぐ進んでいるような印象を、私は受けます。
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光の世界と闇の世界をどう過ごせばいいのか、
自分にとってのいいやり方・いい加減が
わかっているのかもしれません。
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その生きざまから、学ぶことは多くあります。
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そして色は、最もわかりやすく、
誰にでも分け隔てなく、
言葉ではない見えないメッセージを
届けてくれるような気がします。
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「色彩は、自然が語る言葉である」
全くその通りだなと感じます。ㅤ昔の私はわかりませんでした。
自分の魂に刻まれた運命も、
何のために生まれどこへ向かっていけばいいのかも、
自分が生きている意味も。
ㅤ私の魂は、それがものすごく嫌でした。
だから、あの手この手を使って、
私に気づかせようとしてきました。
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光の私は、それがとても怖かった。
できる限りの抵抗をしました。
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しかし、闇(魂)が本気を出してしまったら、
もうどうにもなりませんでした。
ㅤ内なる自然の猛威は容赦なく襲い掛かり、
光の私の日常は激しく揺さぶられ、
大きな音をたてて崩れ去りました。・・・終わった。
ㅤですが、それだけではありませんでした。
ようやくスタートラインに立てた、
不思議とそう思える私がいました。
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私が「私の人生」を歩み始めることが
できるようになったのは、そこからでした。ㅤ色彩自然学と出会わなければ、
私は今も、からっぽの私のまま生きていたかもしれません。
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この学問を通して、自然(色彩)の本質を通して、
自分自身と真剣に向き合うことを通して、
私は私を生き始めることができました。
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そのためにまず必要だったのが、
私の場合は「壊すこと」でした。ㅤ私が私らしく一番輝ける瞬間、
そのときが私にとっての自己実現の瞬間であり、
そこへ向かう道のりを人生と呼ぶのだとしたら、
私は、これからも自然のふるまいから
たくさんのことを学び、私の世界を可能な限り育み続け、
創造的に楽しんで生きていきたいです。
そして、願わくば、自己実現の瞬間に辿り着きたいです。
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たくさんのことを思い出し、
感じることができた第1回目でした。
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こうやって言葉にしてみることで、
今まで学んできたことが、
私の内に確かに息づいていると実感することができます。
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貴重な時間を過ごさせていただいていると、
毎回感じています。
ありがとうございました。