70歳を超えた母が、この季節になるといつも「つくしを見たい」と、つくし狂いのようになります。
一体、彼女とつくしとにどんな関係があるのか不思議ですが、先日、そんな狂い始めた母と、つくしを見つけにドライブしてきました。
ちょうど春分だったのですが、雨降ったりあられが降ったりで、風もすごい強いし、もう見つからんかもと諦めたところ、母が急に田んぼの畦道を走り出し、「あった!」と、つくし、見つけました。さすが、つくし愛がほとばしっとるね。

つくしを見ると春を感じます。
カラスノエンドウとかがわんさかある、その緑やらの中に、すくっと立っているつくし。

さて、春分になり、もう桜の開花も間近ですか。
鶯がうっとりするような声で鳴いていました。1回でいいから、うぐいすになって鳴いてみたい。

ホームページの作成や、童話の講座準備やらに追われながら、自然農も待ったなしです。

今日はお義父さんの畑の、夏畝のマルチ剥がしをしてきましたが、
ダンゴムシやらヤスデ、ミミズ、とかげ、なめくじ、いろんな闇の生き物たちが温床で生活していたところを、「とりゃ〜〜〜!」と潔くマルチをひっくり返すわけです。
ごめんな、早く土中に帰ってな、と心で思いながら。

自分の畑も夏畝のための循環準備。

自然農では、緑肥や草マルチや残渣を分解させてやっていくので、化成肥料とか全く使わないし、畝も一度立てたらもう立てる必要はありません。
根粒菌も大切な土壌の一部だから、掘り起こすことをあまりしません。おかげで、雑草だらけのような畑に見えますけれど、ほんとうに雑草こそが土を作ってくれるのですよね、雑草ありがとう。雑草カモン。

今日の収穫は写真のような感じでした。
鍋焼きうどんに春菊とか水菜とか入れまくって、食べています。
緑はほんとうに体にも大事ですね。生命点の色です。
では、また書きます。