
色育士®のこと。
〈色育士®〉は、色彩自然学の学校が認定する資格です。
色育士は、 本校ならびに前身の日本色彩心理学研究所が研究開発した”色とこころのワーク”をもって、個や社会が抱える課題にむけて、色をとおして心理支援活動ができる専門家のことです。
”色とこころのワーク”ってどんなもの?
”色とこころのワーク”は、色育士資格者が規定の研修過程を修了することで、扱うことのできるワークです。
- 色彩自然学や色彩心理学の実践論が息づいた、17年心理支援で使われてきた実績のあるワーク
- 心の全体性の回復や心の巡りを目的として、前身の日本色彩心理学研究所時代から現在に至るまで開発、改良されてきたワーク
- 誰もが手持ちの色道具を使って、楽しく取り組めるワーク
- 色育士が扱えるワークは10種ほどあり、それぞれの目的に応じて使用することができ、それぞれに汎用性が高い
- 色育士の各認定級で扱えるワーク数や種類が異なってくる
- ワークを扱うための研修は、色彩自然学の学校がオンライン開催している

色育士になったらどんな活動ができるの?
色育士資格をもつ色育士たちは”色とこころのワーク”をもちいて、自分の足場でマイペースな活動(自分の家で教室やサロンを開く、オンラインで自分の教室を持つ)をしたり、地方自治体が運営する教室を借りて地域活性に貢献したりしています。また、ご自身の所属する会社のメンタルヘルスに携わったり、ご自身の専門とされることに色とこころのワークを活用される方もあります。
まずは、色育士自身の足場や周りにあるところから、心の深呼吸ができる人たちを増やしていくようなイメージで、自然と共に生きるということを色育士は発信し活動しています。
自宅からオンラインでの
心理支援活動
自分の足場で、気軽に始めることができる社会活動。オンラインで全国にいる方と出会う機会が生まれます。”色とこころのワーク”を用いてオンラインで心理支援活動ができます。
地方自治体や
カルチャースクールでの活動
ご自身の住む地域で、活動ができます。
カルチャースクールや地域が公募する講師などに、”色育士”として登録し、ワークショップなどを開催することができます。
企業や団体での
メンタルヘルス活動
企業や団体などのニーズに応じたメンタルヘルスの一環としてに、”色とこころのワーク”を使った心理支援を実践することができます。
色育士になるにはどうすればいいの?
色育士になるためには、色彩自然学基幹講座として〈色の本質マスター講座〉のBコース全課程(6ヶ月)と、色育士基礎コース(3ヶ月)を修了した時点から、色育士研修をはじめていただく流れになります。期間としては最短で9ヶ月で色育士資格を取得していただけます。


色育士の扱うことのできる専用のワーク”色とこころのワーク”の扱い方を1つずつ研修してゆきます。

色育士 よくある質問Q&A

公認色育士のこと
公認色育士®のこと
公認色育士は、一般社団法人色彩自然学の学校(以下、当校)認定の資格で、2022年に発足したばかりの新しい資格です。
当校の公認色育士養成研修プログラムを修了し、認定試験(筆記/実技/面接)に合格することで、色彩自然学教育や心理支援ができる専門家です。
2022年に2人、2024年現在、全国から3名の公認色育士®が誕生し、合計で5名が活動を共にしています。
公認色育士®
の仕事
色を扱う心理支援活動
各々の足場で、ワークショップやイベントなどを開催しています。色彩を表現することだけでなく、人々が自然と共に歩むことの意味や価値を再発見できるよう、バラエティー豊かな心理支援活動を、社会に向けて発信しています。
色育士®資格者の研修
当校の定めた基幹学習を終え、専門家として心理支援活動を目指す色育士資格者。彼らのの研修を公認色育士が担当しています。
色彩自然学教育活動
色の本質的な力に関わる教育活動、特に色彩自然学や色彩心理学の教育活動を行っています。さまざまな学びの場を開いたり、他団体との研修コラボレーションをしたり、個や社会の抱える課題に取り組んでいます。
公認色育士®
になるために
公認色育士は、色の本質的、根源的な力の習得から、色彩自然学の教育、色をもちいたセラピーへの応用ができることを目指していきます。
公認色育士になるためには、まず、本校の規定する基幹講座(”色の本質マスター講座”、または”色のチカラ探究講座”)にて色と心の自然全体循環学をおさめ、色育士基礎コースにて色育士としての基礎を習得したのち、色育士(3級・2級・1級)を取得していただく必要があります。
そののちに、公認色育士養成コースを受講し、認定試験に合格するまでの一連をおさめていただく必要があります。
以下は、公認色育士養成コースのカリキュラム概要です。受講期間は1年間が目安になります。また公認色育士養成プログラムには、対話の研修や、自己分析課題なども頻回に含まれるため、より自分自身の内面を深く広く見つめていく鍛錬をこえて、専門家としての素質を磨いていくことになります。
〈公認色育士養成コースカリキュラム概要〉
種別 | 科目名 | 関連区分 |
---|---|---|
基礎科目 | 色彩環理論 I 色彩の誕生 | K1 |
色彩環理論 II 黄と青の本質への接近 | K2 | |
色彩環理論 Ⅲ 混合色-緑 | K3 | |
色彩環理論 Ⅳ 橙と紫 | K4 | |
色彩環理論 Ⅴ 真紅と色彩環 | K5 | |
専門科目 | どうして色彩が人間に必要なのか?イメージと元型 | S1 |
“自己”と“自我”の関係性 | S2 | |
コスモロジーの再建 | S3 | |
“物語”に灯りをともす | S4 | |
“私”の影、“私”のコンプレックス | S5 | |
創造をうたう | S6 | |
ケーススタディと自己分析(1) | CA-1~2 | |
ケーススタディと自己分析(2) | CB-1~2 | |
ケーススタディと自己分析(3) | CC-1~2 | |
対話実践(1) | TA-1~2 | |
対話実践(2) | TB-1~2 | |
色彩体験(1)蕾と開花 | TC-1~2 | |
色彩体験(2)虹色 | P1 | |
色彩体験(3)胎内 | P2 | |
色彩体験(4)伸縮 | P3 | |
色彩体験(5) | P4 |