

色育士とは?

色育士とは、一般社団法人色彩自然学の学校が認定する資格で、「色の本質マスター講座」を修了し、色の本質と自然の全体性把握についてマスターした方々の中で、社会貢献活動を目的とした有志によって運営されています。
色育士とは、色(色と心と自然のワーク)をとおして、相手の「内なる自然力」の回復を促すための心理支援ができる専門家 のことををさします。
この未曾有の感染症拡大の中で、全国とつながることのできる、オンラインでの活動を基盤として、色育士たちは活動を展開しています。なかには対面で活動をされている色育士もいます。
色は、どんな人に対しても「私」であることの自由や、「私」の中に育まれている何かをいつも教え伝えてくれるものです。
それは、私たちの中にある「自然の力」と外にある「自然の力」が、色によって結ばれているからだと思います。
近代になって、「自然体」という言葉がよくつかわれますが、私が色を選んだり表現したりということは、
「私」という存在の全体が、今どのような「自然」状態であるかということを知るきっかけになります。

色育士は、子どもや大人を対象として、その人が「私」という存在の、
あるがままを受け止めていくための場づくりをコミュニティ研修により訓練してゆきます。
色を通して自分を知る現場や、誰もが自分自身を表現できる現場を守るために、
色育士の在り方ということを、有志で協力して研鑽してゆきます。
そういった色育士たちの努力が、来てくれた方々が「私」ということを色を通して顧みながら、今どんな時を生きているかということに気づき、いろんな表情が、色とともに生まれてゆくことにつながります。
色育士たちの在り方を高める集いの場『色育士の庭』
色育士は、「色育士の庭」という色育士が集まるコミュニティーに必ず入会していただくことになります。
色をとおして「自然」とつながり、「心」を育む、30種類以上ある「色とこころのワーク」を、コミュニティーでの研修をとおして、マイペースに習得し、経験してゆくことができます。
コミュニティー内では、定期的に色の本質についての反復学習を深めたり、勉強会、研修会などを色育士たちが誰でもファシリテーターとして開催することができたり、さらにはワークショップなどを互いに内部運営しながら自己対話する習慣を身につけてゆきます。


子どもには色遊びの場や絵画教室、大人には色を使ったワークショップサロンを、色育士独自のアイデアで提供することを、私たち色育士はコミュニティー全体で、仲間同士で応援してゆきます。
また、色育士それぞれのフィールドにより、顧客の方とのカウンセリングや、子育て支援の現場に生かしたり、商品のニーズに応じた色彩設計に色の力を生かすことなど、活躍範囲は多岐にわたります。
色育士になるには、どうすればいいか?
色育士になるためには、次の3つのことが必要になります。
- 『色の本質マスター講座』(全6回・3ヶ月・オンライン受講)の修了
色育士は、色の本質的な力と自然の全体性との連関をマスターしていることが前提です。
色のの本質マスター講座では、色の1つ1つにどのような個性や自然の物語があるのか、どのような特性や力が全体と関わるのかを体験的、理論的に学習してゆきます。
これらの色彩環理論は、色育士として使用する色と心と自然のワークに応用されているため、考察できる力や、伝える力を身につけることがマスター講座によって期待できます。
▶︎『色の本質マスター講座』 - 色育士のミッションー「私が私を生き抜く力を色で育む」ー を共有できること
自然の力は、私たちが自然の一部である限り、外に働くだけではありません。
私たちの中に自然の力が息づいています。どの自然の時を生きいてるか、ということが人それぞれで違います。
「私が私を生き抜く力」を育むことを色育士はミッションとして掲げています。
それは、人一人が「私」という存在を生き抜くことには、生死にまたがる壮絶なドラマがあるからです。
一人の私の中にある、光も闇も丸ごとで生き抜いていく力は、自然や自然の語る色とともに生きる姿勢を育むことによって培われていきます。
色育士のミッションは必ず共有し、それぞれのフィールドへと向かっています。 - 色育士専門コミュニティ『色育士の庭』への入会(有料・月額6,600円・オンライン)
色育士の庭では、以下のような活動が行われています。
・色彩環理論(色の本質と自然の全体性把握)の反復学習
・色と心と自然のワーク、実践方法の習得
・対話力の研鑽と向上
・隣接する知識、実践論、心理学的理論の講習
・ライフワークバランスの向上のための、交流会、親睦会、Being色育士レッスンの開催

色育士になるまでの日数
最短4ヶ月です。
(体験講座、『 色彩の本質マスター講座 』(全6回・3ヶ月・オンライン)の修了までの期間を想定しています)
色育士取得と維持にかかる費用
色育士になるまでの費用は、162,000円です。
・『 色彩の本質マスター講座 』(全6回・3ヶ月・オンライン)
・・・174,000円(税込)
※ 個別受講、グループ受講の際は受講料が変わります。
色育士を維持するためにかかる費用は、月額6,600円(税込)です。
・色育士専門コミュニティ『色育士の庭』入会(オンラインコミュニティ)
・・・月額6,600円(税込)
「色とこころのワーク」について

色育士たちは、来談した方々が自己対話(自分自身の心との対話)を行える環境を重視しています。
そのため、対話にむけての対話項目やワーク台紙、ルールなど、私たちの守備範囲を話し合いながら安全に、楽しく、語れる場を開催できることを目指しています。
2004年より代表の髙橋は子どもから大人、多くの学生たちとともに、色育士たちが使うワークを検証、ケーススタディしてきました。その数は、30種類近くあります。小さい作業を合わせれば、もっと多くのワークが生まれます。
その中から、現場を楽しく元気にできる、そして意味や価値、物語を感じやすいワークから、色育士たちは研修してゆきます。
色育士の中でも一定の試験を合格した「公認色育士」になると、色彩自然学を教えたり、色育士を研修する立場にもなってゆくため、ほとんどのワークの使い方を実践論から把握し、扱うことになります。
色育士が使うワークについて、現場について知りたい方は、『色とこころのワークショップ』にぜひご参加ください。
色育士専門コミュニティ「色育士の庭」運営メンバー
色育士代表
・・・高橋 水木(色彩自然学者・色彩自然学の学校代表)
色育士マネージャー
・・・中田 涼子 (公認色育士)
色育士チーフ・現場監督
・・・岸 泉 (公認色育士)
体験講座のご案内
色育士について興味がある方で、ガイダンスが必要な方は、ぜひ体験講座へお申し込みください。