いつも色彩自然学の学校を見ていただきまして、ありがとうございます。
彼岸花が綺麗に咲いていました。
朝夕も少しは過ごしやすくなってきたように思いますが、みなさんがお住まいの場所では、いかがでしょうか。
今年はとくに春や秋といった、夏と冬という両極を結ぶ季節が短く感じられました。
日中と夜とでは極端な気温の変化などがありますから、
体調などには気をつけてゆきたいですね。
虫や花などの生き物たちも、昨今の気温の変化に対応してゆかねばなりません。
さて、当学校は、オンラインでの1日体験講座を開催しています。
色彩自然学や色の本質を学んでみたい、またはどんな学びか知りたい、という方は
ぜひ2時間半で開催している体験講座を受講ください。
10月の体験講座は以下にご案内しております。
9月実施の体験講座
まず、このようなマニアックで小さな学校に、
細い糸をたどって、集まってくださること自体がご縁だ、と思い、
大切にしたいと毎回のように思いますが、
今回体験講座にお集まりいただいた方々も、
色のもつ可能性を強く感じていらっしゃる方々でした。
そのような可能性を感じる経験を
それぞれに積まれているというところに、まず私の興味がありますが、
時間内ではそこのみなさんのところを共有することができないことが
もどかしく感じています。
みなさんはおそらく、色の表面的なものではない、「含み」や、
数値でははかれない、明度や彩度や色相などではどうにも腹落ちしない
色のもつ「生命力」や「影響力」、
心を震わせることのある色の力のようなものに対して、
どのようにか意味や価値を注いでゆきたい課題を
抱えていらっしゃるように感じました。
私も同じ課題を抱え、取り組んでいるからこそ、
全国からこの場に、まるで磁石が引き合うように集まることができるのだなと感じます。
そういった意味でも、もっとみなさんと話がしたかったです。
今回の受講された方々とは、一緒に黄色の本質へと接近してゆきました。
それぞれに感じられることを言葉にして、交換しながら、
共通するところや、新たに見つかるところなどに胸を躍らせてゆきました。
私ができることは、場を守り、私の見てきた色の話を投石し、
みなさんひとりひとりが感じるところを持ち寄っての
できる限りの黄色における共同探索、というところですが、
いかがでしたでしょうか。
私は勝手な人間かもしれませんが、
自分自身がみなさんと体験講座の時間をともに過ごすことが楽しければ、
みなさんもきっと少しは楽しんで、
色に対する意識の足場を広げてくれていると考えています。
アンケートでも嬉しい言葉をいただきはしますが、
私の色や自然や人間を知ることを、まだまだ生きることとともに精進してゆきながら、
いつかまたみなさんにお会いできるときは、更新された色の話を持ち寄れるよう、
焦らず、足下のことを1つ1つ歩んでゆきたいと思いました。
10月体験講座はこちらから
10月の体験講座は、16日(土)です。
少人数制で場を守りながら、
そして色育士のナビゲーターの方にも参加していただきながら開催していますので、
安心してお申し込みいただけたらと思います。
また、オンラインZOOMでの受講が初めての方、ネット環境やパソコン操作に自信がない方は、
ZOOMオンライン受講アシストセミナー(無料)をしていますので、
そちらもあわせて申し込み時に相談いただけたらと思います。
本日の投稿は以上です。
ありがとうございました!