はじめてだと受けられないのですか?と聞かれることがあるが、
この講座は、”公開募集しない講座”として立ち上げた。
つまり、学校とある程度の信頼関係が築けた方々で、希望者にのみ開講している。
その『青の高昇と女性神話』の講座が、先日はじまった。
この講座は、単発ではなく、全3〜4回という形で開催している。受講人数や講座の進行具合により、多少前後することがあることを参加者の方には考慮してもらって、ご参加いただいている。
この講座は毎回反響があって、みなさんの感想文からも、受ける前と受けた後では、その方が自分の人生を生きることの基盤が、深く広くなるような感じがあるのではないかと思う。これから起こってくることについて、どしっと腰を据えて向かっていけるようなイメージだろうか。それほどに、女神の神話にはすごい力がある。
「童話づくりとわたしの心理学」の講座も似たところがあるが、こういった私の講座は、講座自体が心理療法や心理支援の要素を色濃く含んでいる。私は17年心理支援の現場にいたせいか、私が話をするだけで終わる講座が1つもない。色ぬりをしたり、話し合ったり、感じる作業が入ってくる。受講生自身が”心の全体性”を見つめていく過程に身をおくことがほとんど同時に起こる。
今回の講座は特に、「癒し」や「セラピー」の本質と密接に関わっていき、どうしてそういった作業が古来より実践されていて、現代においても必要なのか、個人において癒しとはなんなのか、誰かのためではなく自分自身にとって切実なことがリアルタイムで起こってくることがあるで、公開講座にできていない。
青や紫のもつ性質のはなし、内なる女神がいかに虐げられてきたのか、それが抗えない運びであったことなど、一緒に考え、それぞれの言葉で確認していく第1回目になった。
いよいよ女神神話の登場する第2回目、今からとても楽しみになっている。彼らが神話に触れたとき、彼らの中で3人の女神が、じんわりと動き出すことになるんだろうと思う。
写真撮影を許してくださりありがとうございます。
