新旧入り混じり、色育士®基礎コースが始まりました。

色育士®はまだまだ、世間的にも名も知られぬ、我々色彩自然学の学校認定の資格になります。
さまざまな形で2020年から試みを繰り返し、資格認定の在り方を模索して今に至っています。

私の至らない点が多々ある中で、自ずからしからしむ流れにも呼応する器量をえながら、色育士としての経験を積んだ数少ない公認色育士たち有志も、色育士の育成に関わってくれています。

色の本質を探究する学びをしていると、どうしてもこれが今の時代に役立つのではないか?という考えが奮い立ってきます。今の時代だからこそ、やっていくべきことなのではないか、と。

こういったミッションは何度へこたれそうになっても立ち上がってきます。
「絶望の隣は、希望にゃ。」と連ドラ「あんぱん」でさとしの亡きお父さんが言っていたように、ほんとうの絶望であればあるほど、それを過ごしたところに立ち上がってくる新しい何かが眩しくあるのだろうと思います。

なので、形にはあまりこだわることなく、核に変わらない精神をもって、新しく学んでくださる方々と色育士®を作っていきたいと思います。

20年以上、セラピーの現場で、長い歴史と実績を積んできた「色とこころのワーク」を携えられることを、色育士はもっと力にしながらやっていけるのだと思います。

手から手へと、学びをわたしていく色育士基礎コース。
初回は、みんなの頬の色が高揚するほどに、色育士のやることを明らかにしていく大切な時間になりました。私も講義をさせてもらいながら、時間や経験がすぎて、濾過されただけの言葉が、自分の体をとおして出てきたように感じました。
少ない人数だからこそできることがあることも、大切に考えたいと思いました。

ありがとうございました。