特別研修講座『描かれた空間を観る〜色彩自然学の空間象徴講座〜』

作品のなかに生まれた「心の声」と出会う

たとえば、一枚の紙に、ひとつの木が描かれているとします。

その木が中央にあるのか。
左に寄っているのか。
上へ伸びているのか。
下に大きく根を張っているのか。
幹はどう伸びているのか
足下には何があるのか

同じ「木」であっても、
描かれる場所が変わると、作品から感じられるものは変わります。

なぜでしょうか。

我々は、重力のある世界に生きています。
頭上には空があり、足元には大地があります。
植物たちは上へ上へと枝葉を伸ばし、同時に下に向かって根を張ります。
私たちは過去から現在へ歩み、まだ見ぬ方向、未来へと生きてゆきます。

人の心もまた、
こうした自然界の空間と切り離されているわけではありません。

この講座では、上・下・左・右・中央という五つの空間を、
「下=無意識」などと、記号として覚えるのではなく、

自然界そのものにある関係性の構造

として見つめ直してゆきます。

そして、その眼差しを一枚の作品へと向けていきます。

絵のなかに、どのような空間が生まれているのか。

作品にでてくるものの配置、空間を丁寧に観ることで、
描いた本人にもまだ言葉になっていない心の風景が、
少しずつ姿を現すことがあります。

描いた人の心理を決めつけるものではなく、
作品を通して、その人自身が自分の内側に問いを向け、対話していくための手がかりが、
心理支援をふくむアトリエでは必要になります。


空間象徴という知識を、
「人を分析する技術」ではなく、

人が内なる自然と関係を結びなおしていくための方法

として学んでいきます。


特別研修講座『描かれた空間を観る~色彩自然学の空間象徴講座~』講座概要

〈受講対象〉次の方に向けた実践研修です。

「色の本質マスター講座」を修了された方

・色彩自然学をさらに深く学びたい方
・作品を通した対話の方法を身につけたい方
・これから自分のアトリエやワークの場を開いていきたい方
・色や創作を通して、人や社会に関わる活動をしていきたい方

〈講座日時〉

2026年11月13日(金)11:00〜13:00

〈講座時間〉

90分〜120分

〈講座テーマ〉

描かれたものを、描かれた空間とともに、その人の心の風景として観る。その術を学ぶ。

〈お申し込み方法や参加料金〉

お申し込みや参加料金につきましては、髙橋水木主催の色彩自然学コミュニティー『色Re:』(Bandアプリ内)にてご案内、受付しています。

コミュニティー『色Re:』は登録会員のみのクローズドコミュニティーです。

参加には主催の髙橋の承認が必ず必要になります。
講座を受講する、メールで知らせるなどの方法で、髙橋へコミュニティー参加への希望を伝えてください。
また、状況によってはご紹介できない場合もありますのでご了承ください。