2023年が始まって、はや4ヶ月もたった。
![](https://colorpsychologytherapist.net/wp-content/uploads/2024/05/DSCN0880-min-1024x768-1.jpg)
ついこないだの正月、
この地では稀に見る積雪の朝をむかえ、
鳴り響くクラクションの音に
正直、「この一年ちゃんと生き抜けるだろうか。
生きていけるだろうか。」
と不安がつのった。
![](https://colorpsychologytherapist.net/wp-content/uploads/2024/05/uguisu-1024x838-1.jpg)
種に翼が生えていたり、
種に冠毛がついていたり、
冬枯れの褐色のなか、
カイロを片手に
それを観察する自分があった。
今、春風がこうやって強く吹き付けるたびに、
その大風を待っていたかのように
種たちが、
高く舞い、飛来している。
![](https://colorpsychologytherapist.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0320-min-1024x683-1.jpg)
![](https://colorpsychologytherapist.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0259-min-1024x683-1.jpg)
今あるところより
遠くのどこかに降りたそのころには、
嘘みたいに
恵の雨が降ってきて、
緑が始まっている。
季節はほんとうに私たちを巡らせてくれていて。
いつも
抵抗してしまったり疑ってしまったりしていたのは
私のほうではなかったか。
「今」を重ねる。
生き、生かされていてる呼吸は
見えたり見えなかったりするけれど
「今」というこの瞬間には
宇宙との関わりが宿っている。
![](https://colorpsychologytherapist.net/wp-content/uploads/2024/05/DSCN0873-min-1024x768-1.jpg)
今日雨が降るなら、
それに身を委ねて
雨のような1日を過ごそう。
もし涙がでることがあるなら
その涙のような1日を過ごそう。
目的地や成長を目指すことではなく、
「ここに在る」ことの中に鎮座する。
光が届かないところで
「こと」をおおらかにゆったりと動かしてきた
古くからおもかげを
「私」としてゆくために。
![](https://colorpsychologytherapist.net/wp-content/uploads/2024/05/P4140059_01-min-1024x838-1.jpg)